ラルフ、「兄貴はクレイジー!」と非難

モナコGP決勝レースで、フィニッシュライン通過後にホイールどうしが接触するというハプニングが起きたことについて、ラルフ・シューマッハ(トヨタ)は兄ミハエルに対して痛烈な批判を加えている。

「冗談じゃないよ、兄貴は頭がおかしいんじゃないか。
僕とコンクリートウォールの間に無理矢理マシンを突っ込んで来たんだ。彼はそんなことする前に自分の脳のスイッチを入れるべきなんだ。もう1ミリ間違えば、われわれの一人が死んでいたかも知れないんだぜ」

ミハエルはフィニッシュライン通過のその時に、前車ラルフを抜こうとしてモンテカルロの狭いコースのイン側に進路を変えていたもの。両者は一瞬接触、危うく難を逃れた。

ま、分からなくもないけど、VTR見る限りでは、フィニッシュライン直後まではイン側のミハエルと外のラルフとのスペースは十分あるように見えますね。フィニッシュ後、ラルフが、イン側のミハエルに寄っていったところで、「うお、こんなとこにミハエルが!」とあわてて接触直前(あるいは接触後)にステアリングを切っているようにしか見えませんが(笑)。